わずか4時間で

2003年の夏の千葉大会だ。 この年の開幕試合は匝瑳対市川南だった。 開会式直後に、 開会式と同じ会場の千葉マリンスタジアムで行われた。 試合は延長戦となった。 両校譲らず、試合は12回まで続いた。 結局12回の表に1点を追加した市川南が、 その裏を0点に抑えて、 重苦しい死闘に終止符をうった…

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監督の指導を受ける

君津高校の練習にお邪魔しました。 そこには熱血監督の塙(はなわ)監督がいました。 そこには、 熱い視線と念入りな指導がありました。 監督が必死なら、選手も必死です。 二人の差し向かいを見ていると、 「真剣勝負」を思い出します。 まさに「必死」の勝負です。 指導するほうは、 自分の知ってい…

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一人ひとりに問う

拓大紅陵の小枝(こえだ)監督の言葉です。 なお、小枝監督は今年(2019年)1月にご逝去されました。 謹んでご冥福をお祈りします。 なお、小枝監督の追悼記事は下記をご覧ください。 元拓大紅陵監督・小枝 守さんを偲ぶ(拓大紅陵・小枝監督の追悼記事) 2003年6月8日、袖ヶ浦球場にて 千葉県南部地区…

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泥だらけのユニフォーム

いやあー、 高校野球はこの泥だらけのユニフォームが最高ですね。 写真は、志学館が8回に一挙4点を入れて、 試合を決めたときのものです。 場所は市原臨海球場。 打ったのは須賀くんです。 2点タイムリー二塁打です。 私は打った姿より、 彼のユニフォームに見とれていました。 いやー、見事なユニフォ…

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スクイズ

スクイズについてご紹介します。 野球ファンならご存じだと思います。 打者がバントをして、 走者をホームに帰すことです。 通常はバントした打者はファーストでアウトになります。 よって、 このスクイズはツーアウトからでは難しい。 よほど打者のバントがうまいか、 足が速くなければ、 ファーストでセ…

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キャプテンが・・

負けた直後のチームは見たくはありませんよね。 しかし、 私は極力この負けた直後のシーンを撮り続けています。 なぜなら、 そこに真の人間らしさが表れるからです。 写真は、天羽高校のロッカールームです。 この試合は7回コールドで負けました。 得点0(ゼロ)の完敗です。 不完全燃焼です。 悔い…

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ノーサイド

気持ちの良い光景をお見せしたいと思います。 高校野球です。 君津高校と拓大紅陵です。 君津と拓大紅陵といえば隣町同士です。 (拓大紅陵は君津のとなりの木更津市です) よって、 普段から付き合いの深い学校同士です。 だからというワケではないのでしょうが、 戦いが終わると和気あいあいの雰囲気になり…

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勝負は終わるまで

高校野球は、終わるまで分からないものだ。 この試合もそうだった。 2点差をつけられていた京葉工業がひっくり返したのだ。 しかも9回の表だ。 土壇場でだ。 9回表、 近澤くんが、 ライト線へ2点タイムリー二塁打を放ち同点へ(上の写真)。 3対3だ。 このあと、 葛岡くんのレフト前…

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屈辱の・・

公式戦でもっとも屈辱的な負け試合は、 コールド試合である。 そのコールド試合が成立したときのシーンが上の写真である。 5回裏、 9点差でリードしている、 茂原農業が10点目を入れたシーンである。 ちなみに、 負けている相手チームは無得点であった。 なんとかコールドを免れようとした、 懸命のバック…

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人前では泣かず

君津青葉高校です。 夏の大会、1回戦で敗退しました。 それも6回コールドである。 しかし、 2点返して、5回までは互角の戦いであった。 強豪・東海大市原望洋高校を相手に良く戦った。 ご苦労様だ。 とりわけ、キャプテンが頑張った。 監督と選手の中継役だ。 選手の個性を知り尽くし、 …

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1点の重み

野球は1点の差でも勝負は決まる。 その勝負の1点がいつ飛び出すか、 誰にも予測がつかない。 写真を見てもらおう。 市立松戸 対 中央学院である。 4点ビハインドで迎えた7回表。 この回は市立松戸 にとっては「ビッグイニング」であった。 一気に3点を返して「行け行け」の雰囲気であった。 …

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たった3時間で

敗戦校の姿をみるのはつらい。 このシーンだけは勘弁して欲しい。 しかも、この敗戦シーンには特別な訳がある。 君津青葉高校は開会式直後の第Ⅰ試合であった。 相手は強豪・中央学院である。 8回からマウンドに立ったエース・藤本くんが打たれてしまった。 多分、体調でも悪かったのだろう。 …

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