動物的な勘


袖ヶ浦球場へ行って来ました。
私のホームグラウンドです。
ここで秋の千葉県大会が行われていました。
2005年9月
4対5と1点差を追って、
安房は最終回(9回の裏)を迎えました。
二塁から同点の走者が帰ってきました。
打球が外野を抜けるのを見て、
最初からホームを狙っていたのです。
三塁を回るときは全速力です。
頭の中にはホームしかありませんでした。
上の1枚目の写真をみてください。
三塁を回る時を下からのアングルで撮りました。
目がホームを向いているのがよく分かるでしょう。
もちろん、
走者にはボールがどうなっているかは分かりません。
あとはキャッチャーの素振りを見て、
ボールの位置を判断するだけです。
「あっもうじきボールが来る」
「このペースだと俺のほうが早いぞ」
「チャンスだ」
といって、
ホームインしたのが2枚目の写真です。
そうなんです。
アウトとセーフは紙一重なんです。
だから、
咄嗟の判断が大事なのです。
その判断を間違えると命取りです。
いえ、
こうなったら、
「判断」という生やしいものではありません。
頭でなく、
体が反応するしかありません。
頭で考えていたら間に合わないのです。
ここで必要なのは「動物的な勘」です。
ところで、
「動物的な勘」ってどうしたら鍛えられるんだろう。
私には「生まれつき」としかいいようがないのですが。


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