アンビリーバブル!

s_20040425_kemigawa_sodekyu_d1x_0113_kouka2.jpg

もう一つ鳥肌の立つ試合を紹介しよう。

2004年4月25日、袖ヶ浦球場
検見川 vs 志学館

8回裏まで志学館が3対1と2点リードしていた。

9回の表、検見川最後の攻撃である。

しかも、ツーアウト。

検見川、絶体絶命である。

しかし、ここから奇跡が起きた。
いえ、「起こした」といったほうが正確だろう。

検見川は、しぶとく二死1,2塁とした。

まだあきらめていない証拠だ。

ここで検見川の監督が動いた。

まず、一塁走者に代走を出した。
大塚くんだ。

更には、バッターを代打に代えた。
村山くんだ。

ここで、村山くんが監督の期待に応えた。
タイムリー二塁打である。

一塁から代走の大塚くんも帰ってきた。

s_20040425_kemigawa_sodekyu_d1x_0060_otsuka.jpg

同点だ。
監督の代走がきいた。

二塁打を放った村山くんが喜ぶ。

s_20040425_kemigawa_sodekyu_d1x_0063_murayama.jpg

ベンチも大騒ぎだ。

s_20040425_kemigawa_sodekyu_d1_0004.jpg

このあと、3点を追加して試合を決めた。
(冒頭の写真)

最終回、二死からの「逆転劇」である。
しかも、この回一気に「5点」を入れた。

あと一人でゲーム終了という瀬戸際から、
大量の「5点」である。
信じられない。
まったく信じられない。

相手チーム・志学館も信じられなかったであろう。

しかし、これが現実なのだ。

野球は終わるまで何があるか分からない。

それを証明した検見川に拍手を送ろう。

うーん、しびれる試合だ。
まったく、しびれる試合だ。

こういう試合もあるんだと、改めて思った。















この記事へのコメント