アンビリーバブル!

もう一つ鳥肌の立つ試合を紹介しよう。
2004年4月25日、袖ヶ浦球場
検見川 vs 志学館
8回裏まで志学館が3対1と2点リードしていた。
9回の表、検見川最後の攻撃である。
しかも、ツーアウト。
検見川、絶体絶命である。
しかし、ここから奇跡が起きた。
いえ、「起こした」といったほうが正確だろう。
検見川は、しぶとく二死1,2塁とした。
まだあきらめていない証拠だ。
ここで検見川の監督が動いた。
まず、一塁走者に代走を出した。
大塚くんだ。
更には、バッターを代打に代えた。
村山くんだ。
ここで、村山くんが監督の期待に応えた。
タイムリー二塁打である。
一塁から代走の大塚くんも帰ってきた。

同点だ。
監督の代走がきいた。
二塁打を放った村山くんが喜ぶ。

ベンチも大騒ぎだ。

このあと、3点を追加して試合を決めた。
(冒頭の写真)
最終回、二死からの「逆転劇」である。
しかも、この回一気に「5点」を入れた。
あと一人でゲーム終了という瀬戸際から、
大量の「5点」である。
信じられない。
まったく信じられない。
相手チーム・志学館も信じられなかったであろう。
しかし、これが現実なのだ。
野球は終わるまで何があるか分からない。
それを証明した検見川に拍手を送ろう。
うーん、しびれる試合だ。
まったく、しびれる試合だ。
こういう試合もあるんだと、改めて思った。


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