一人ひとりに問う

拓大紅陵の小枝(こえだ)監督の言葉です。
なお、小枝監督は今年(2019年)1月にご逝去されました。
謹んでご冥福をお祈りします。
なお、小枝監督の追悼記事は下記をご覧ください。
元拓大紅陵監督・小枝 守さんを偲ぶ(拓大紅陵・小枝監督の追悼記事)
2003年6月8日、袖ヶ浦球場にて
千葉県南部地区大会/決勝で、
志学館に負けた直後のベンチでのことです。
監督はこう言いました。
「味のある野球とは」
「拓大紅陵の野球とは」
一人ひとりに、そう問いかけていました。
それ以上は言いませんでした。
問いかけで答えは言いませんでした。
監督は、いつもこうです。
答えは自分で考えさせるのです。
「味のある」、「拓大紅陵らしい」
答えは何なのでしょうか。
①「内容のある野球」
②「中身の濃い野球」
③「次につながる野球」
④「自分で考える野球」
⑤「支え合う野球」
⑥「一丸となった野球」
⑦「高校生らしい野球」
⑧「負けても得るものがある野球」
う~ん、どれもあてはまりそうですが、
これが「正解」なのか、と問われれば、
自信はありません。
多分、
この答えを考えることが大事なのだと、
おっしゃりたかったのではないでしょうか。
それが「考える野球」に通じるのだと。
その「考える野球」で、
普段の生活が変わるし、
練習にも活かされる。
監督は、
そう考えたのではないでしょか。


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