キャプテンが・・

負けた直後のチームは見たくはありませんよね。
しかし、
私は極力この負けた直後のシーンを撮り続けています。
なぜなら、
そこに真の人間らしさが表れるからです。
写真は、天羽高校のロッカールームです。
この試合は7回コールドで負けました。
得点0(ゼロ)の完敗です。
不完全燃焼です。
悔いは残るでしょう。
でも、負けは負けです。
そのロッカールームではキャプテンの澤城くんが、
みんなと握手しながら、ねぎらいの言葉をかけていました。
「ありがとう」
「よくやったな」
そういわれるたびに、相手の目から大粒の涙が。。
そして、
私が立派と思ったのはキャプテンの澤城くんの姿だ。
結局彼は、
この場面で涙を流すことはなかった。
試合が終わっても、
キャプテンはキャプテンだったのである。
チームメートを気遣うことを優先したのだ。
それがキャプテンシーなのだ。
そうだよな澤城くん。
澤城くんのやさしさは応援席にも届いていたよ。



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