キャプテンがさびしそう

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少しセンチな話題を。
志学館生田(いくた)主将です。

大会の約1ヶ月前にケガをしました。

右の肘(ひじ)です。

ギブスが取れたのは大会直前。

もちろん、試合には出られません。

本来なら内野の要(かなめ)のショートで、
名実ともにチームを引っ張っていました。

ところが、
大事な試合なのにベンチなのです。

私も、ふとそのことが気になり、
カメラを向けました。(上の写真)

写真の一番手前が生田くんです。

一人だけ長袖のシャツを着ています。

多分、傷跡を気遣っていたのでしょう。

表情がさえません。

さびしそうです。

当然です。
ひとり蚊帳の外だからだ。

しかも、大事な夏の大会だ。

「こんな、はずじゃなかった」

と、嘆いてもしかたがあるまい。

これも試練だ。

運命だ。

世の中には、もっとつらいことがある。

それを我慢している人もいる。

それを考えるいい機会だ。

神様は、それを君に与えたのだ。

そうでも考えないと、
やってられないだろう。

腐るな。

恨むな。

これが現実なんだ。

なお、
生田主将の記事は下記にも掲載しています。

底抜けに明るいキャプテン、しかし不運が(志学館・生田くん)














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