タラレバは通用しない

結果的には、この1点の攻防で勝負が決まった。
攻撃の柏西(かしわにし)は3点をリードしていた。
そのリードで気を許したのではあるまい。
心のどこかに、隙(すき)があったのでもあるまい。
ホームに突っ込んだ柏西(かしわにし)の走者は、
アウトになった。
終わってみれば、3対4である。
この1点の有無が勝敗を分けた。
たかが1点である。
しかも、回はまだ序盤の2回であった。
挽回のチャンスはあったはずだ。
しかし、
狂った歯車は、そう簡単には元に戻らなかった。
あそこで、
セーフになっていタラ。
あそこで、
無理をしてホームに突っ込んでいなけレバ。
野球はタラレバは通用しない。
あとになってからでは遅い。
だから後悔というんだ。
いつも冷静と大胆。
いつも200%の力。
やるときは、とことんやる。
悔しい思いをしたくなかったら、
タラレバはやめろ。
今を、とことんやるんだ!


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