壮絶な死闘

壮絶な試合を見せてもらった。
2005年7月16日
青葉の森球場(千葉市)
千葉商大付 対 志学館
その試合を少しだけ再現しよう。

まず上のスコアボードを見てもらおう。
数字が並んでいるが、
計算するのが大変なぐらい点が入っている。
しかも、リードされては追いつく。
抜きつ抜かれつの「打撃戦」である。
「乱打戦」という表現は避けよう。
この試合には、あまりにも失礼だからである。
9回の裏を迎えて、12対12の同点だ。
こうなったら、
両校とも応援というより「祈り」だ。


その息詰まる中で、
試合を決めたのは、
千葉商大付の四番バッターである。

初鹿野くんが左中間へサヨナラ打を放ったのである。
ゲームセットである。
試合終了である。

あっという間の幕切れだ。

喜びの涙。
悲しみの涙。
グラウンドにもスタンドにも、涙、涙・・。
みんなの涙が、グラウンドにスタンドに。
そのなかで私も泣いた。
今でも涙が出そうだ。

最後に記念写真を撮らせてもらった。
完全燃焼の顔である。
高校野球は、これでなくては。


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