「頼む」、「よっしゃ」

ピッチャー交代のシーンです。
背番号から推測するに、
控えのピッチャーからエースピッチャーへ交代するようです。
リリーフするエースピッチャーとしては、
エースの意地があります。
このピンチは絶対に抑えなければなりません。
交代を余儀なくされた、控えのピッチャーは、
自分が作ったピンチをなんとしてでも抑えて欲しい。
マウンドを降りるピッチャーから渡されるボール。
「頼む」
「よっしゃ」
ボールと一緒に気持ちもバトンタッチだ。
リリーフしたエースナンバーはピンチを切り抜け、
残り4イニングを無失点に抑えた。
見事なリリーフである。
降板した背番号10番も喜んでいるだろう。
一方で、
エースを攻略できなかった相手チームとしては、
悔いが残るところであるが、
これも力の差である。
ここは、相手を褒めよう。


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