攻守交代

こんにちは。
拙作ブログをご覧いただきありがとうございます。
袖ヶ浦球場です。
春の大会が始まったようです。
久し振りの公式戦です。
夏の大会のシードもかかっています。
日増しに暖かくなり、
「夏」を予感させます。
さて、写真を見てもらいましょう。
この写真を、
どうして掲載したかお分かりでしょうか?
攻守交代時のシーンです。
それまで守っていたチームの一人が、
ボールをピッチャープレートに返しています。
それも、そーっと丁寧に。
このようなシーンは、
高校野球でしか見られません。
私が初めてこのシーンを見たときに、
「へーっ」と感心したことを覚えています。
相手チームへの「いたわり」ととらえました。
「いいピッチングができるように」
相手ピッチャーへの心配りです。
このピッチャープレートへのボールの返し方も、
チームによって差があります。
チームによっては、
走りながら上から落とすチームもあります。
何となく機械的にやっているようで、
今ひとつ「誠意」が伝わって来ませんでした。
そのなかで、
このチーム(志学館)は最高です。
マナーが優れているだけではありません。
そこには、
「心」と「誠意」が詰まっているのです。
それは、
見ている人を「さわやかさ」にさせます。
おそらく、
相手チームもそう感じているでしょう。
「野球の神様」
そんなものを信じている人はいないでしょう。
でも、
「野球の神様」はどこかで見ている気がします。
マナーの良いチーム
誠実なチーム
こんなチームには、
きっと良いことがあります。
仮に「野球の神様」が見ていなくても、
自分が見ています。
自分が気持ちの良いことは、
相手も気持ちの良いものです。
だから、
気持ちの良いことは、
恥ずかしがらずにやりましょう。
それだけでも、
野球をやっている価値があります。


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